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おしどり夫婦 ひとり残された妻の戦い 

こんにちは!
ノアです

 

あなたには
人生を共に歩む
パートナーはいますか?

 

そのパートナーを
大切に思っていますか?

 

Sさんとの交流

Sさんにはじめて会ったのは
私が30代前半

 

Sさんは40歳に
なったばかり

 

出会いは
ある集まりでした

 

 

知り合って数日で
「食事に来ない?」
と誘われて

私も図々しく
お邪魔しました

 

子どものいなかったSさんは
「毎日淋しくて」と
知り合って間もない私に
訴えました

 

Sさんのご主人は
私と出会う半年ほど前に
心筋梗塞で急逝していました

 

知り合ってからは

「用事がなかったら
夕食を食べにこない?」
と時々誘われて

何度もお邪魔しました

 

Sさんの家は
当時私が住んでいた
アパートの徒歩圏で

 

私も気楽な
一人暮らしだったので

 

気軽にお邪魔できる
環境だったのです

 

 

Sさんが用意してくれるのは
とてもおいしい家庭料理

 

実家に帰った時のように
気負うことなく

「いただきます」
と家族のように
テーブルにつき

 

食後はSさんの手作りのデザートまで
用意されていました

 

私はいつも
夜の9時頃まで
時には10時過ぎまで
おじゃましていました

 

Sさんの話

Sさん宅のリビングには
ご主人の写真が飾られており

食事の後は
ご主人との思い出も
聞くことがありました

 

ある日旅先で写したという
アルバムを見せてもらいました

 

「素敵なご主人に
愛されていたのですね」

 

私がそう言うと

 

「あの人は私を
愛してなんかいなかったよ」

Sさんが寂しそうに言いました

 

聞いてはいけない言葉を
聞いたような気がしました

 

戸惑う私に
Sさんは続けました

 

「だって愛していたなら
体に異常を感じた時

ちゃんと病院に
行ったと思わない?」

 

Sさんのその言葉に
私は何も言えませんでした

 

ご主人が亡くなる直前に
不調があったのか

あるいはある程度の期間
不調を放置していたのか

そのあたりのことは
聞けませんでした

 

「あの人は
私を一人残しても
平気だったのね」

ひとりごとのように
続けたSさんに

 

私はやはり
何も言えませんでした

 

実際にはたぶん
ご主人は体の不調を
軽く考えていた

それだけのことだったと
推測はできますが

 

そんなことを言っても
Sさんの慰めには
ならなかったでしょう

 

「私のことなど
どうでも良かったんだ」と
自分に言い聞かせて

納得をするしかなかった
Sさんの哀しみや
悔しさを前にして

 

せいぜい私にできたのは

Sさんが望むときに
食事に付き合うこと
くらいでした

 

哀しみはどこへ?

Sさんの家では

Sさんの友人が
食事に同席することが
時々ありました

 

私の知っている人もいましたが
たいていは初対面の人で

Sさんの学生時代からの友人や
なかには留学生の男性もいました

 

今振り返っても
自分がどういう
振る舞いをしていたのか
あまり記憶がありません

 

あれは事実だったのかと
時には夢の中の
できごとのように

不思議な記憶になっています

 

Sさんからは
「愛されていなかった」発言の後
ご主人の話を聞くことは
ありませんでした

 

3年ほどのお付き合いの後
Sさんはサークルをやめ

私も急に仕事が忙しくなり
あまり会うこともなくなり

どちらからともなく
連絡も絶えました

 

今は時間の経過の中で
Sさんの哀しみや寂しさが

その後の幸せな記憶に
埋もれているといいなと
願うばかりです

 

大切な人のために
健康維持もお忘れなく

ノアからのお願いです

 

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