こんにちは!
ノアです
2021年5月
私たち全人類が
手探りで進もうとしています
薬を使うリスク
私の母は膠原病でした
膠原病は原因のわからない
炎症が発症する病気で
いくつかの病気の
グループ名のようなものです
長い間不調の原因もわからず
病名もつけられず
最終的に医師に勧められた薬は
副作用が強い薬でした
当時の医学では
その薬を使うよりほかに
病状を抑える方法がない
と言われました
私も母から相談を受け
「病気の苦痛に耐えるか
先々の副作用を選択するか
どちらのリスクを取るのか
選択できるのは本人だけだよ」
と答えた記憶があります
薬で快適に生活する
迷った末に母は
薬の服薬を選択しました
病状が抑えられている期間は
外出も旅行も元気にすることができ
母の病気を知らない人は
母を健康で元気な人だという
印象を持っていたようです
自分で車を運転して
大好きな温泉巡りを楽しみ
毎週欠かさずに
コーラスの練習に参加し
コンクールに出たり
地域のボランティアも
やっていました
すぐそばで見ていても
母が持病を抱えていると
忘れるくらいでした
薬を使いながら
薬を使い始めた母は
3年に1回くらい
電池が切れたように
突然不調を訴え
1か月程度の入院で
薬の調節を必要としました
その入院期間も
年齢を重ねるとともに
だんだん長くなり
最後は2年に1回
半年近い入院を
必要とするように
なっていきました
やがて薬の副作用で
常に肺炎のリスクを負い
皮膚がすっかり薄くなり
壁に手をぶつけただけで
救急病院に行かなければならないほどの
けがをしたりするように
なっていったのです
自分で判断する
薬は病気の人の社会活動を
支える一方で
場合によっては
社会生活を破壊するものにも
なります
そしてワクチン接種の選択においても
似たものがあります
今世界では
COVID-19のワクチンについて
色々な情報が
交差しています
変異ウイルスの出現で
効き目について
色々な説があったり
アナフィラキシーショックが
報告されたり
一方では
ワクチンさえ打てば
元の生活に戻れる
という話もあります
ネットやテレビなど
溢れる情報の中で
私たちは
何を選択するのか
メリットもリスクも含めて
何が正しい情報なのか
という判断からはじまり
ワクチンを接種するのか
慎重に行動選択をしながら
ワクチンを使わずに
生活をしていくのか
すべてを自分で選択をして
未来をつかみ取る道を
探らなければならない
全人類がその選択に
迫られるのは
もしかすると
人類の歴史史上
はじめてのことかもしれません
私たちはこの難題に
どう立ち向かっていくのか
日々問われ続けています