社会は人の支え合いでできている

コミュニケーションという方法を使いこなした先に見る夢

こんにちは!
ノアです。

みなさんは周囲の人と
うまくコミュニケーションが
取れていると思いますか?

社会は様々な人でできている

世の中には様々な立場の人がいて
様々な背景で生活しています。

どんな人とも心を割って
話ができたら
戦争など起きないでしょうし、

この世は平和に満ちた
素晴らしい世界になっているはずです。

いつかそうなると
信じたい気持ちがあっても
あまり現実的な望みとは
思えない気もするのは、
残念ですが事実です。

あるお母さんの話

私が20代後半のころ、
あるお母さんと出会いました。

仮にSさんとしましょう。

私は福祉支援員で、
Sさんは私の支援対象者。
離婚したシングルマザーでした。

直接お会いして相談を受けたり、
支援員として助言する関係が、
半年ほど続きました。

Sさんの希望も聞きました。

将来展望も聞きました。

私なりにいろいろと調べ、
Sさんの希望を叶えるには、
どうしたらいいのかを考え、
情報を提供したり助言したり。

ところがSさんは、
何一つ実行に移さないのです。

「こないだお話した手続き、
どうなりました?」
と聞くと出てくるのは
行動しない理由ばかり。

「行動しないと今のままですよ」
ある日とうとう私は言いました。

Sさんから帰ってきたのは、
「あなたなんかに、
私の気持ちはわからないわよ!」でした。

私はどうするべきだったのか、
彼女は何をわかってほしかったのか、
私には理解できませんでした。

拒否は解決にならない

私はそれから間もなく
Sさんの住んでいた地域の
担当を外れました。

Sさんの支援もできず、
彼女が言うところの
「気持ちの理解」も
できないままでいます。

Sさんに言われて
私が唯一思ったのは、

私が結婚して子供を産んで、
離婚して母子家庭になり、
経済的に困窮したら、
彼女は向き合って話す気に
なったのだろうか?
ということでした。

私が彼女と似た境遇なら
という非現実的な話でしたが、
それでもSさんの気持ちが
理解できなかったかも
とも思います。

なぜなら育った環境が違い、

価値観も違うからです。

そしてこのことで残念だったのは、
拒否されたことで、
その後の支援がなにも
成立しなったことでした。

コミュニケーションが
上手くできないという理由で、
互いを拒否してしまったら、
何も解決できないという
事実だけが残りました。

あきらめない関わり

私がSさんとのことで学んだのは、
「あきらめない」ということです。

Sさんと出会った以降も、
たくさんの人に出会いました。

支援ができて生活を立て直した人、
2年3年担当しても
何も支援が出来なかった人、
様々なのですが、

それでもクライエントに対して
「この人は変わらない」とか
「何もしないに決まっている」
と思ってしまったら、

コミュニケーションが成立しなくなる
と考えるようになりました。

コミュニケーションを拒否さて、
支援もおせっかいも
おしゃべりもできなくなり

支援から遠ざかる事態は、
どうしても招きたくないと思いました。

一生懸命努力するクライエントも、
皮肉を言うクライエントも、
こちらの助言を
のらいくらりとかわすクライエントも、

コミュニケーションが切れなければ、
何かが糸口があるかもしれない、
そう思えるようになったのは、
Sさんとの痛い体験が
あったからだと思っています。

 

最後は人とのかかわり

人は社会的な動物と言われます。

自分の部屋にこもっていてなお、
パソコンやゲームを通して、
人とのかかわりを求める、
そんな生き物です。

私も孤独は嫌いですし、
孤独が好きだと言いながら、
それでも実は人とのかかわりを
求めている人もいると思います。

互いに互いを結びつける
コミュニケーションという方法を、
もっと上手に使いこなして、
少しでも住みよい世界が実現できたら、
そんなことを考えるこの頃です。

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