社会は人の支え合いでできている

尊重しあうコミュニケーションはあなたの人生をより豊かにしていく

こんにちは!
ノアです。

人と人の間に成立する
コミュニケーション

のお話です。

【人とのかかわりで学んだこと】

私は長い間、
福祉支援の仕事をしていました。

価値観も立場も人生経験も、
全く違う方たちと直接会って
お話をすることが、
仕事の8割をしめていました。

思いもつかないような発想に
驚いたり戸惑ったり、
時には相手の考えや主張を
否定しなければならなかったり。

相手の方がどういう行動を
することによって、
上手に法律を味方につけ、
制度を利用できるのか、
それを判断して誘導するのが
目的の仕事でした。

相手の方に寄り添いたい、
信頼してもらえたら、
できる支援もたくさんある。

何度そう思ったことでしょう。

今考えると、
多くのクライエントと
信頼関係を築くのは、
そもそも無理だったのでは
という気がします。

なぜなら私にできる支援と、
クライエントの望む支援が
違っていたからです。

【コミュニケーションは相手がいる】

人は絶海の孤島で
一人きりで生活でもしていなければ、
必ず誰かと関わりを持って
日々の生活をしています。

言葉を交わしたり見つめあったり、
人によっては殴りあい怒鳴りあう。
そんなかで
気が付いたり知ることもあれば、
苦い体験となることもあります。

しかしこれらはすべて、

コミュニケーションの相手が存在して、
成立する体験です。

先ほどお話したように、
私の仕事のクライエントとは、
向いている方向が違うことが
多くありました。

それでも会話を交わすことで、
刺激を受けたり考えさせられたり、
語りつくせないくらいの
多くの学びがありました。
かみ合わない会話でも、
会話の目的が違っていても、
人とのコミュニケーションから
得たものは私にとって、
大きな財産になっています。

 

【対話の成立】

会話の目的や、
言葉を交わすときに
向いている方向が違うと、
望むと望まざるとにかかわらず、
相手を従わせようという
行動や言葉が生じます。

それは多くの労力と、
メンタルの維持を伴う
作業ですから、
とても疲れることです。

そこから考えていくと、

楽でスムースな
コミュニケーションは

相手を否定しない
自分も否定されない
利害関係はなく
自由で楽しいなかで
互いの言葉に耳を傾けながら

互いを理解し知っていく。

そんな交流が見えてきます。

信頼関係を作るとか、
信頼関係ができないとか、
そんな悩みも存在しないし、
そこにあるのは
ただ互いを受け入れあい、
尊重しあう関係だけです。

 

【尊重しあう関係】

家族や夫婦で会話をすると、
行き違いが生じることが
珍しくありません。

あまりにも近くにいるので、
「言ったつもりでいた」
「説明が足りなかった」
「言わなくてもわかると思った」
みなさんもそんな経験ないですか?

人はみんなひとりひとりです。
違う目で見て、
違う頭で解釈して、
行動を選んでいます。

家族のすれ違いは、
近すぎてついそんな当たり前なことを
忘れたり見落としたり。

まずは理解しあうことが
大切だとわかっているなら、

家族に対しても誰に対しても、
みんな違う人間だという、
当たり前すぎることを、

忘れないことが、
尊重しあう基本ですね。

どの人とも尊重しあいながら
コミュニケーションを重ねていくと、
私たちの人生の宝物は
きっと無尽蔵に増えていきます。

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