社会は人の支え合いでできている 福祉ってなに?

貧困の連鎖 奮闘する生活保護のケースワーカー

投稿日:2019年5月4日 更新日:

こんにちは!ノアです。

四月に新しく
公務員になった若者が
全国にたくさんいると思います

 

多くの若者が
公務という未知なる世界に
足を踏み込んだ
新年度はじめから1か月

 

そんななかから
ある仕事について
お話します。

 

 

未知のなかの未知

日本では憲法で
国民の健康や文化的な生活を
国が保障しています。

 

そしてそのために
日夜支援に奔走している
生活保護担当の
ケースワーカーがいます

 

身近にこの仕事の人がいたり
自分が生活保護を受けたり

そうでもなければ

特に気にしたこともない

仕事だと思います。

 

健康で文化的な最低限度の生活

『すべて国民は、

健康で文化的な最低限度の生活を

営む権利を有する。』

日本国憲法第25条抜粋

 

2018年7月から9月まで
放送されたドラマで

この憲法に書かれた

『健康で文化的な最低限度の生活』

というタイトルの
ドラマがありました。

 

視聴率は4.8%~7.8%と

生活保護に対する
関心の低さを

うかがわせるような

低視聴率で終りましたが

 

現場を経験した者としては
なかなかリアルなドラマでした。

 

 

 

若いケースワーカー

このドラマは

 

ほとんどの若者が
生活保護をなにも知らないまま

 

新規採用で市の職員になり

 

いきなり福祉事務所の
ケースワーカーに
配属されるところから
始まります

 

実はこれ自体が
あるあるで

新人のケースワーカーは

「ケースワーカー?
それなに?」

から始まる人が
少なくありません。

 

新人がケースワーカーになる
ということは

20歳前後の
あまり人生経験のない
若い人たちが

 

右も左もわからない
役所生活のスタートで

 

ほとんどの人が
さらに未知の世界である
貧困と向き合うということです。

 

 

未知なる世界と向き合う

私は自分で希望して
ケースワーカーになりました

 

この仕事を希望する人は
希少と言われ

多分今もそれは
変わっていないでしょう。

 

色々な価値観と
向き合うことになるだろうと

予測はしていたので

驚くような体験は
何もなかったのですが

 

突然ケースワーカーになった
若い人たちが

 

時にクライエントとの
価値観の違いに

面喰い

戸惑い

腹をたて

自分の無力さを知るのも

よくあることです。

 

 

若者のつまずき

生活保護の現場で
支援する厳しさは

 

文字どおり
そこにあるのが
『生活』だからです

 

『生活』は
【生きる】と【活きる】です

 

それは時には
【生】と【死】とのかかわりを
生み出しますし

 

あるいはまた

意図せずして
クライエントの

未来を活かすか殺すかにも

影響してきてしまいます

 

法律という
自分ではどうにもならない
仕事上の物差しと

 

目の前にある
クライエントの生活の狭間で

新人のケースワーカーは
悩むのです

 

お役所仕事

とおり一遍の仕事に対し

お役所仕事とは
よく言われることですが

 

福祉の現場は

支援のもとが法律なので
担当者に可能な支援も
限界がありますし

 

生身の人間の支援なので
お役所仕事で
済ませることにも

限界があります。

 

特に生活保護の仕事は
老若男女の

生活が

担当範囲ですから

 

家族関係
傷病
生活歴
職歴
前科など

 

生活保護受給者は

担当ケースワーカーに対して

プライバシーなどは
なきに等しいものとなります

 

 

同時に担当ケースワーカーは

これらの一人一人の重みを
背負って仕事をしています。

 

 

ドラマの原作

先のドラマの原作は2014年から
『ビッグコミッケスピリッツ』に
掲載されています。

 

作者は柏木ハルコで

この作品は
実際にケースワーカー経験者が
描いたものと思っていたのですが

 

まったくそのような
経歴がない作者だと知って

私は正直のところ
かなり驚きました

 

原作は読んでいませんが
ドラマはそのくらい
リアルに描かれていました。

 

 

『いのちの事件簿』

私の記憶に残っている
生活保護を描いた
ドラマがもう一つあります。

 

 

三浦友和が
主人公のケースワーカーを演じた

1997年のNHKのドラマ
『いのちの事件簿』で

 

原作は篠田節子の

『死神』という
生活保護のケースワーカーを
描いた短編集です

 

 

作家の篠田節子は
自身が福祉事務所の勤務歴があり

 

こちらも生活保護を
担当している
ケースワーカーが

リアルに描かれています。

 

貧困の連鎖

昨今
『貧困の連鎖』という言葉が
時折聞かれます。

 

この言葉を耳にするたびに

 

眼には見えない格差を
埋める術があるという

メッセージを

なんとか受け取ってほしいと

日々奮闘している
若い後輩ケースワーカーたちに

 

心からのエールを

送り続けたいと
願う私がいます。

 

 

あまりなじみのない
世界かもしれませんが

生活保護を担当している
ケースワーカーの世界

 

機会があったら
是非一度
触れてみてください。

 

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