毎日素敵に満ちている 気になる閑話 社会は人の支え合いでできている 福祉ってなに?

転勤になった!転校が不安な子どもとどう向き合う?

こんにちは!ノアです。
卒業、進学、入学
転勤、退職、就職

そんな季節ですね。

子どもの転校について
子どもの側の
体験をお話します。

 

転校は問題ではなかった

私は
幼稚園に2カ所
小学校に4カ所
行きました。

 

親の仕事の関係です。

 

今のように交通が
便利ではなかったし

自家用車も
そんなに普及していなかった
時代のことです。

 

親の転勤
イコール
転校でした。

 

転校した時

子どもなりに
転校は大変です。

 

仲良くなった友達と
お別れして

知らない子
ばかりの中に

いやおうなしに
放り込まれます。

 

「〇×小学校から
お父さんのお仕事の関係で

このクラスに来た
ノアちゃんです」

 

と先生に紹介されて

 

「ノアです。
よろしくお願いします」
と挨拶をします。

 

前に立たされて
クラス全員の注目を浴び
挨拶をするのです。

 

いいも悪いもありません。
しなければならないのです。

 

できるとか
できないとかもなく
するのです。

 

はじめのご挨拶

人見知りをする子
積極的な子
おとなしい子

子どもの性格も
色々です。

 

私は人見知りをする
子でした。

 

でも初めの挨拶は
できました。

 

することが
決まっていたからです。

 

「うちの子
ちゃんと挨拶ができるかしら?」

 

大丈夫です。
ちゃんとできるかどうかなんて
ほかの子どもは気にしません。

転校生ということだけで
十分に珍しいからです。

 

周囲の子どもの反応

はじめはみんな転校生に
声をかけてきます。

 

どんな子なのか
知りたいですし

先生が
「仲良くしてあげましょう」
と言うからです。

 

転校生が
おとなしくても
積極的でも
人見知りでも

 

クラスの子どもたちは
「仲良くしてあげる」
という良い意図に基づいて
行動します。

 

仮に何か原因があって
ちょっとひねった性格の子が
いたとしましょう。

そういう子は
最初は寄ってきません。

 

 

友達ができるか

私は幼稚園の時
親が悩むほど
友達がいない子でした。

 

どちらかというと
親べったりで内弁慶

 

外に出ると
ほかの子に対して

どう話しかけたらいいのか
どういう態度を
取ったらいいのか

まったく
わからなかったのです。

 

でも寂しいとか困るとか
思ったことはありませんでした。

 

ある程度の年齢になって

親から
「お前は友達ができない子で」
と思い出話をされて

 

「えっ?そうだったの?」

と驚いたくらいです。

 

それで転校して
どうだったかと言うと

やはり困るとか
寂しいとかいうことは
まったくありませんでした。

 

人気者でもなかったし
沢山の友達はいなくても

仲良のいい友達は
なんとなくいました。

そこは相性というものでしょう。

 

 

仲のいい友達と離れる

転校の時に
子どもにとって
一番辛いのはこれです。

私も小学校卒業と同時に
転校したために

友達と違う学校に
進学するのがとてもいやでした。

 

でも行った先には
新しい出会いがありました。

 

中学校時代の友人とは
ずっと続いていますし

数十年もの間
年賀状だけの付き合いでも

再会すると昔と変わらず
楽しい時間を過ごすことが
できます。

 

子どもは順応性がある

子どもは友達と離れるのを
嫌がります。

 

環境が変わるのも
嫌がります。

 

当たり前のことです。

知っている人のいない
初めてのところに
住むのだと
言われるのですから

 

大人だって不安になります。

 

ですから子どもは

嫌がるものだと
思ってください。

 

しかし
嫌だと思うのと

順応できるかどうかとは
違う課題です。

 

子どもは大人が思う以上に
柔軟です。

 

置かれたところで
あるなりに

なんとかやっていこうと
思うものです。

 

またそれが
子どもの逞しさであり
子どもの特権です。

 

一番不自由なのは

親が
「この子はこういう子だから」

「友達から離すのはかわいそう」

と決めてしまい

子どもも
それを信じてしまうことです。

 

転校はいいことか?

この判断は
様々だと思いますが

 

転校しながら育った
私の個人的な見解は

 

転校をして歩いて

得をした

と思っています。

 

仲のいい友達と離れる

 

まったく違う環境に
放り出される

 

初めての人たちと
関わりを持つ

 

このようなことは
自分から好んで
招くことは
まずないと思います。

 

このような体験をして

自分なりに
問題なく対処してきた
という経験は

 

自信になりましたし
自分に耐性がついたのは
確かです。

 

 

転校は避けるべきか

私が転校をしたのは
数十年前のことです。

 

ですから

無理に親の転勤で
転校をさせてまで
子どもを連れて行かなくても

 

今なら単身赴任でも
いいわけだし

 

今の子どもが置かれている
環境は昔とは大きく違うから

 

というのも事実だと思います。

 

それぞれの事情や
考え方もあるでしょう。

何を選ぶかは自由です。

 

もし子どもの転校で
迷うことがあるなら

 

転校を体験した
子どもとしては

子どもは大人が考える以上に
波乗り上手

と言うことはできます。

 

皆さんの子どもが
転校ということになっても

 

転校でしか
得られないものは

素敵な未知なる世界との
出会いになるかもしれませんよ。

 
この記事に関係するほかの記事は

こちら からどうぞ

 

 

 

 

このブログ内の記事について

『記事に「........」と書いてあるけど、
このことをもう少し詳しく知りたい。』

『こういう時はどこに相談に
行ったらいいの?』

などの質問やコメントなど
お気軽にどうぞ。

 

質問等については
こちら を利用できます。

 

また質問の時は

自分のこと
家族のこと
友人知人のこと
福祉の勉強中

など

併せて教えてもらえると
より適切な答えができます。

個人情報については

こちらからの回答のため以外に
第三者に提供することは
ありませんので

安心してご連絡ください。

 

 

-毎日素敵に満ちている, 気になる閑話, 社会は人の支え合いでできている, 福祉ってなに?

© 2024 ノアの お助け福幸せさがし