こんにちは! ノアです。
犬たちの甲子園!
聞いたことがありますか?
今回は写真で
お楽しみください。
犬たちの甲子園!
それは丁度今頃
最北の地
稚内市でおこなわれる
大犬橇(だいいぬぞり)レース大会です。
犬も飼い主も
この日のために
一年間の練習を重ねて
全国から最北の地に
乗り込んでくるのです。
参加する犬は大きさも
種類も様々です。
流石に
チワワやダックスフントなど
小型犬の参加は見ませんが
柴犬などの中型犬も
そこそこ参加します。
ハスキーやカラフト犬はもちろん
シェパード、バーニーズ、
ボクサー、コリー
名前の知らない犬種も
たくさんいます。
とにかくどの犬も
生き生きとして
楽しそうで
走ることにまっしぐら
なによりも
早い!早い!早い!
スタートしたとたんに
見る見るうちに
小さくなって
豆粒!
米粒!
そしてまた豆粒!
疾風の如く
目の前を通過!
お日様が照ろうと
風が冷たかろうと
激しい音で
飛行機が頭上を飛ぼうと
(会場は
稚内空港のすぐ近く)
舞い始めた雪が
吹雪になろうと
犬たちの橇は走ります。
犬も橇も
マッシャー=犬ぞりを扱う人も
一体になっています。
何匹もの犬がいるのに
揉める犬は一頭もいません
中には4歳くらいの幼児が
マッシャーをする
1頭匹のレースもあります。
多分
犬もマッシャーも初心者です。
その証拠に
犬は周囲をキョロキョロしながら
足取りも
慣れた犬の
ダダダダダーッ
というのとは違い
テッ、テッ、テッ、テッ
それでも心得たもので
マッシャーを振り落とす犬は
1頭もいません。
力強く地面を蹴ったあと
しなやかに伸びる足
軽々と走り抜ける
新雪の道
稚内市は
『南極物語』で知られた
カラフト犬タロとジロが
生まれた町です。
極間の地に
置き去りにされた後
唯一1年間生き延びて帰国し
二匹は生まれ故郷に
戻りました。
この2匹を記念した
犬たちの甲子園
一度見に行ってみませんか。
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