こんにちは!
ノアです
中島みゆきさんの詩について
クライマックスです
高らかに歌う
中島みゆきさんの
歌を聴いていると
彼女が全身全霊をかけて
歌っているのを
感じることがよくあります
ああこれが彼女の
思いなんだと受け止めます
私が一番好きな曲も
そんな詩が多い曲です
いのちを歌う
中島みゆきさんの曲は
「いのち」の詩が
たくさんあるのですが
多くの曲のなかで
私が彼女の曲の中で
集大成のように感じているのは
『誕生』
長い詩がとても多い
中島みゆきさんの曲のなかでも
さらに長い類の歌詞なので
カラオケなどで歌うのは
勇気がいるのですが
歌い始めると
自分に酔ってしまうほどに(笑)
止まらなくなります
ひとりでも生きられるけど
『誕生』の詩を
いくつかに分けて
お話しします
ひとりでも私は生きられるけど
でもだれかとならば
人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる人ほど
些細な寂しさでつまずくものよ
(中島みゆき作詞作曲 『誕生』から)
私の仲がいい友人たちは
ほとんど
いわゆる「適齢期」に
結婚しましたが
類友とはいかなかったようで
私はマイペースで
独身時代を過ごしました
公私ともに忙しく
今日は東京
明日は北海道内の
遠方の町というように
ひとり身の気軽さで
存分に仕事をして
学び遊んでいました
でもやはり何かの拍子に
ずっとこのままなんだろうかと
思うことがありました
この詩はそんな気持ちを
見事に言葉として
私に届いたのです
無駄な月日なんてないと言ってよ
呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも
むなしい恋なんて
ある筈がないと言ってよ
待っても待っても戻らぬ恋でも
無駄な月日なんてないと言ってよ
(中島みゆき作詞作曲 『誕生』から)
右も左も見えず
思い出すのは相手の
奇麗な笑顔ばかり
そういう恋は
ちょとした相手のしぐさで
悲しくなったり
幸せな気持ちになったり
そのような経験が
あるのとないのとでは
何か人としての
優しさが違っている
気がします
恋は成就するかしないかが
重要なのではなくて
ちゃんと恋をしたかどうかが
重要なのではないかと
思うのですが
みなさんはどう思いますか?
『恋』にそんなことを思う方が
無粋ですかね
もいちど生きるため
めぐりくる季節をかぞえながら
めぐり逢う命をかぞえながら
畏れながら憎みながら
いつか愛を知っていく
泣きながら生まれる子供のように
もいちど生きるため
泣いてきたのね
Remember生まれた時
だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して
最初に聞いたWelcome
Remember生まれたこと
Remember出逢ったこと
Remember一緒に生きてたこと
そして覚えていること
(中島みゆき作詞作曲 『誕生』から)
ここまで生きてきたのだから
何度でも再生できる
大丈夫ひとりじゃないよ
そんな声が聞こえてきます
わたしいつでもあなたに言う
Remember生まれた時
だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して
最初に聞いたWelcome
Rememberけれどもしも
思い出せないなら
わたしいつでもあなたに言う
生まれてくれてWelcome
(中島みゆき作詞作曲 『誕生』から)
これは紛れもなく応援歌です
生きていていいんだよ
生まれてきたのだから
生きていて
いけない人なんていないし
いらないいのちなんて
ひとつもないんだよ
この言葉が
中島みゆきさんの
すべての思いなのではないかと
そんな気がします
語りつくせない
中島みゆきさんの詩は
とても深く
とてもあたたかくて
優しくて
とても強い力を
持っています
女性の気持ちひとつを
歌っても
ストンと落ちてくるし
ストレートに
心を捕えられる詩が
たくさんあります
曲数も多いので
まだまだ語りつくせませんが
今回はここまでにしておきますね
みなさんもよろしかったら
中島みゆきさんの詩を
深堀りしてみてください
新しい発見や気づきが
あるかもしれません