介護を知りたい 高齢者の生活 家族にできること

帰宅するために整える自宅の準備

こんにちは!ノアです。

母との同居が決まった
甥の転居が終わり

母の帰宅の日も決まりました。
帰宅のための最終段階です。

こちらの記事は
【高齢者に家族としてできること】
のひとつです。

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

施設担当者の家庭訪問

施設を退所して
家庭に帰る時には
施設の担当者が家庭を訪問します。

家の出入りの環境
家具の配置
家の中の段差の状況

トイレや浴室の障害
本人が生活する時の動線

これらを確認して

手すりの位置や
安全な家具の配置など
アドバイスをしてくれます。

場合に寄っては
バリアフリー改修の
相談にのったりも
してくれます。

バリアフリー改修が
必要な時は時間もかかりますから

帰宅にあたって
家族が不安な段差などがあれば

写真を写して
段差の高さなども計り

早めに施設の担当者に
相談しておくといいでしょう。

母の場合は
バリアフリー住宅になっており

家具の配置も
ほとんどが壁の前に置かれ

部屋の中央にあるのは
車椅子で使えて
高さも変えられる
テーブルがひとつだけでした。

ただひとつ問題があったようです。
ベットの位置と向きです。

 

専門家の助言と家族の対応

起きて車椅子に乗り移るのに
右からと左からでは

身体に状態やその人の癖などで
動きやすい向きが違ってきます。

安全性の確保と
慣れたやり方と向きと

あるいは毎日の動作ですから
身体のバランスが

片側にばかり偏るのは
望ましくありません。

その辺りで
リハビリテーションの担当者と

母の意見が食い違っていたようです。

母の担当者は
母がはじめに施設に入所した時

若い担当者だったのですが
数日後にその人が休んで

代わりにリハビリテーションを
行ってくれた人でした。

母が代打だったその人がいいと
我がままを言ったところ

要望を受け入れてくれて
母の担当になってくれた人でしたが

後日、その人は一番のベテランで
リハビリテーションの
責任者だとわかりました。

このような立場の人は
大抵はほかの仕事が忙しく

現場の担当を離れていることが
少なくありません。

このような状況にもかかわらず
希望を聞いてもらった母は
本当に恵まれていました。

ですからベットのことで
母が何かに
抵抗しているらしいことは

私にもわかりましたが

静かに話す担当者と
耳を傾けて聞いている母に
関知しないで

私は施設の相談員と
在宅サービスについて
相談していました。

最終的に母が折れたようです。

ベットの位置と向きを
決めてもらって
配置することにしました。

 

福祉機器のレンタル

在宅生活では

介護保険の福祉機器レンタルを
利用できます。

手すりもベットも
母が戻る時には
すぐに使うものです。

これは1か月単位のレンタル料なので

母が戻る当日に
用意してもらうことで

ケアマネージャーが
手配してくれました。

午前中に母が帰宅して
福祉機器の業者も

ケアマネージャーと
訪問リハビリテーションの担当者も
来ることで予定されました。

一年前に入院する
直前までお世話になった
人ばかりでしたので

家の様子も母や私のことも
よく知っている人ばかりです。

あとは当日に母の体の状態に合わせて
細かい調整をすることにしました。

 

家に帰りたいのに支援がない

高齢者の施設には
家に帰りたくても

色々な事情で
帰ることができない人も
入所しています。

母の帰宅に向けて
動きが具体的になる頃
だったでしょうか

母が帰宅すると知った
特定の入所者から

一時期嫌がらせが
あったようです。

母自身が帰宅を喜んで
触れ回るなどするような
性格の人でもなく

むしろ本人はまだ帰宅について
不安が大きかったと思うので

どこかから母の帰宅を聞いて
知ったのでしょう。

母にはあと1か月という
期限付きだから

エスカレートするようなら
対応も考えるということで
我慢するように言いました。

母も必要時以外は
部屋から出ないようにして
凌いだようですが

難しい問題があると
感じました。

それがどこの誰とは
聞いていませんので

これは私の推測ですが

その誰かはおそらく
母よりも体の状態が

良い人だったのではないかと
思います。

車椅子でしか行動できない
あの人が家に帰ることができるのに

どうして私が帰ることができないのか
という気持は理解出来るものです。

家に帰りたいと思う人にとって
そのための準備ができる環境が
あるかどうかはとても大きく
重い課題です。

私は家族として動きましたが
このような支援を実際に
行ってくれる人がいたら

帰宅できる人は
もっと増えるかもしれないのです。

福祉の支援者として
この事実を思う時に

できることが沢山あると
気づかされます。

私の母はこうして
施設から帰宅しました。

緊急入院からちょうど1年1か月
思いがけない孫との同居です。

帰宅しても
高齢者の生活は続きます。

家族の支援も続きます。

それを介護というのかどうか
今もわからないのですが

せっかくなので
次回からは帰宅した後の

サービス利用などについて
お話します。

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

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