介護を知りたい 高齢者の生活 家族にできること

帰る?帰らない?どこで余生を送りたい?

投稿日:2018年12月23日 更新日:

こんにちは!ノアです。

緊急入院から約9か月。
寝たきりから回復して

入所した施設でも
母の生活は安定しました。

先のことを考えるときです。
私はこの決定について
自分にとって一番楽な方法を
取ることにしました。

こちらの記事は
【高齢者に家族としてできること】
のひとつです。

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

これからどうするか

母は家で新年を迎えるため
年末に帰宅しました。

私たちの車だと
まだ車の乗降が不安定なこと

すでに雪が積もっており
滑って転倒する危険性があったため

介護タクシーをお願いして
車椅子に座ったまま
車に乗降できるようにしました。

3月末に入院して
9か月ぶりの帰宅でした。

兄一家とにぎやかに過ごし
明日は施設に戻るという
1月2日の夜に

私は母に言いました。

「お母さん
春頃になったら
家に帰ってくる?」

そう、私が選んだ
自分にとって一番楽な方法とは

今までのように
私が選択して決めるのではなく

母自身に決めてもらう
という方法でした。

家に帰るかと聞いた母は
驚いたようでした。

もう帰れないと思っていたようです。

「帰るのであれば
施設にもその予定で
リハビリーをお願いするし

もちろん早めに
ケアマネージャーにも
調整をお願いする。

ただ、私が札幌に帰るのは
難しいから

お母さんは前のように
一人での生活になる。

そのためにできるだけの
サービスを使って支援を整える。」
と話しました。

「もう一つは

今の施設に入った時に
念のために申し込んだ

老人ホーム(介護老人福祉施設)が
思ったよりも早く

入れるようになると
連絡が来ている。

そこなら今の施設と違って
生活する施設になるから

一度移ったら
ずっと入っていることができるよ。

もちろん今の施設と同じように
間違いないと思った施設を
申し込んでいるから

居心地は悪くないと思う。

どちらでも選ぶことができるから」

「そうなんだ」

母はそう言いました。

多分、母はその時の施設が
とても気に入っていたのだと
思います。

本人がこのままいたいと言うなら、
そのようにすることも
考えてはいましたが
その選択肢は示しませんでした。

母には今の施設は
いずれ出ることになると
言ってありましたし

かつての母のように
そこでのリハビリテーションを
必要とする人が

施設の部屋が空くのを
待っているのが
はっきりしていたからです。

母は考える時間が欲しいと
言いました。

「急がなくていいから
結論が出たら教えて」

私は答えました。

 

介護老人福祉施設とは

母が介護老人保健施設に
入所するとほぼ同時に

私は介護老人福祉施設に
申込をしました。

一時期は入所希望者があふれ
3年待ちとも言われていました。

その後元気な高齢者であることが
入所要件だった有料老人ホームが
持病のある高齢者も受け入れたり

老人下宿と呼ばれる
共同住宅ができるなど

自宅に代わる
多種多様な高齢者の施設ができて

介護老人福祉施設は
そんなに待たなくても

入れるらしいと私が知ったのは
母の入所を申し込んだ時でした。

入所できるまで2~3年かかると
思っていたので

母に入所の順番が回ってくる頃
母がどうなっているか

わからないということも
考えてはいました。

介護老人福祉施設は
介護老人保健施設と違って
終の棲家となります。

簡単な体操などは
レクリエーションとして行いますが
リハビリテーションはありません。

高齢者が介護などの
生活の支援を受けながら

日々穏やかに余生を送る
本来はそのような施設です。

残念ながらこちらも
施設の良しあしはありますが

介護老人保健施設のように
ほかの施設に移ってくれと
言われることは

余程のトラブルでもなければ
まずありませんし、
認知症の高齢者も受け入れています。

それがわずか半年で
間もなく入所できると
連絡を受けたのは誤算でしたが

先を考えるには
いい頃合いかもしれないとも
思っていました。

 

家に帰ることにする

施設に帰った母から
「家に帰ることにする」
と電話があったのは

一週間くらいたってからでしょうか。

翌週施設に行くと
母は開口一番

「色々考えて眠れなかった」
と言いました。

一番の理由は
1人暮らしの不安
だったということだと思います。

以前も車椅子から滑り落ちて
自分で椅子に戻ることができず、

ヘルパーさんや
リハビリテーションの先生に
助けていただいたり

私と同居していた頃は
私が帰るまで3時間くらい

床に座ったままのことも
ありました。

家に帰るというのであれば
そのような不安は
取り除く必要があります。

「とにかく、家に帰るのであれば
緊急時の備えだけは
しっかりと確保するから。」

私は母に約束しました。

場合に寄っては
母が安定するまで

私が介護休暇を取ることも
視野に入れていました。

 

帰るための準備

その日に相談員に面談して

「春に家に帰します」
と伝えました。

相談員は驚いたように

「大丈夫ですか?」
と問い返しました。

「本人には言っていないのですが、
必要だったら

私が一時的に介護休暇を
取ることも考えます」

私は答えました。

「お手数をおかけしますが
帰るまでのリハビリテーションを
よろしくお願いします。」

相談員は

「リハビリテーションの
スタッフに伝えておきます。」

と答えました。

帰宅の時期は
4月末と決めました。

翌日職場に帰り
上司には状況を報告して

「ゴールデンウィークにかけて
2週間くらい札幌にいたいので

休みの間と前後に
お休みをいただきます。」

と伝えました。

母のことは以前
話してあったので

「介護休暇を取るのなら
早めに相談してください。」
と言ってもらえました。

続けて母が以前お世話になった
ケアマネージャーに連絡しました。

家に帰ることを伝えると
ケアマネージャーも驚いていました。

「一人で住むのですか?」
と問われたので

「今のところその予定です。」
と伝えました。

「春に向けてできる準備をしたいので
よろしくお願いします。」

取り敢えず
急いで行った方がいい根廻は
これで終りました。

私は最後に

申し込んでいた
介護老人福祉施設に
連絡をしました。

入所担当の相談員に
状況を伝えると

「お帰りになるのでしたら
それが一番いいですね。

また何かあったら
いつでも相談してください。」
と言っていただきました。

また慌ただしい春が
巡ってこようとしていました。

私はそれからゆっくりと
帰るための準備を
思いつくままに書き出して
準備をすることにしました。

車椅子の高齢者が
単身で自宅で生活します。

みなさんだったら
どういう準備が
あるといいと思いますか?

 

このお話しは次回に続きます。

 

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

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