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子ども達に「老い」を知る機会があったら社会は変わる?

投稿日:2019年2月18日 更新日:

こんにちは!ノアです。

みなさんの両親は元気ですか?
両親は今何歳ですか?

みなさんのお子さんは
日常で高齢者との関りは
ありますか?

 

親は気楽な旅仲間

私の父母は
二人ともに亡くなりましたが

私が独身の頃は
よく3人でドライブに行ったり
旅行に行ったりしました。

 

出かけるのが
好きな人たちでしたし

ある程度の予定を考慮しておくと
時間的な拘束はない
人たちだったので
誘いやすかったのです。

 

当然のことですが
経済的な価値観も
同じようなものでしたから

食事や宿泊の手配も
私におまかせで
不満も出ない気楽さも
ありました。

 

親の加齢に目がいく

この一緒に旅をしたなかで

 

本人たちが
「歳をとったなと思う」
という以上に

私が親の老いに
「はっ」とすることが
度々ありました。

 

例えば
荷物を持のが
重そうだったり

階段の昇り降りが
辛そうだったり

歩くのが遅かったり

ちょっとした忘れ物をしたり

 

それは気を付けていなければ
見落とすような
些細なことばかりでした。

 

祖父と待ち合わせた思い出

私が親の加齢に
気を付けるようになった
切っ掛けは祖父でした。

 

祖父も旅行が好きな人で
80歳になっても
年齢を10歳ごまかし

高齢者のツアーに入って

いつも旅行で
家を留守にしている
元気な人でした。

 

私が高校生の時
祖父が列車で
遊びに来ました。

私が学校の帰りに
列車の乗換駅である
私の高校があった街の駅で
祖父と合流し

私の家に行くための
列車に一緒に乗って向かう
というプランでした。

 

祖父の列車が着く
ホームで待って

列車から降りてきた
祖父と首尾よく
合流することができました。

 

私はほっとしました。

 

祖父にとって知らない街で
合流できなかったら

どうしようかと
それだけが
心配だったのです。

 

歳をとるということ

次にホームの階段を
昇り降りして

乗り換えた列車で
私の家がある街まで
行きます。

 

はじめはホームを移るため
階段を上っていて

祖父が自分よりも
かなり遅いことに
気が付きました。

 

私も歩調を祖父に合わせ
ゆっくりと
階段をあがりました。

 

階段をあがりきり
次のホームに移動して
階段を降りようとした時です。

祖父が肩にかけた
ショルダーバックを
肩から降ろしました。

 

はじめはその意味が
理解できなかったのですが

次に祖父は
「重いから持ってくれ」
と言ったのです。

 

私は正直のところ
びっくりしました。

祖父は明治の人で
めったなことで
弱音を吐くなど
考えられなかったこと

 

高齢の祖父にとって
荷物が重くて
辛いかもしれないなど

私にはまったく思いつきも
しないことだったのです。

 

私が受け取った
祖父のかばんは

女子高生にとっては
決して重い物ではなかったので

『この荷物を重いと感じる』
ということが

とにかく衝撃的でした。

 

この祖父との経験から

加齢ということが
心身になんらかの影響を
及ぼすものらしいと
知ったことは

私にとっては
大きな出来事だったと
思います。

 

 

 

老いを知る機会

日本で家長を中心として
『家』が構成されていた頃

子どもたちは
「老い」を身近なこととして
見聞きすることができました。

 

もしかすると
家の一員としての役割の中で
介護を経験した子供も
いたかもしれません。

 

家長制度が崩壊し
夫婦と子供のみで構成される
核家族が増加するに従い

子どもが高齢者と関わる
機会があるかどうかは

親と高齢者
(主に祖父母でしょうか)
とのかかわり方に

大きく左右されることに
なりました。

 

同居若しくは高齢者との
頻繁な行き来がある子どもは

「老い」や時には「死」が
生活に密着したところに
存在するものですが、

 

父母と子供だけの生活が中心だと
「老い」や「死」が

異質なものでしか
なかったりします。

 

私自身も
父が転勤族だったため
核家族で育ちました。

 

年に2回くらいしか
祖父に会わなかったので

祖父の「老い」が
あまりにも突然で
戸惑いがありました。

 

核家族社会で

日本では高度経済成長後
核家族が総世帯数の
半分以上を占めています。

 

不慣れな子育てを
助けてくれる経験者が

身近にいない状態で
家にこもって行うことになったり、

夫婦だけの世帯で
介護が必要になると
閉じられた環境で
精神的に息詰まるなどの
問題がおきてきました。

 

このような問題を解決するために
様々な子育て支援が行われるようになり
介護保険制度ができました。

 

また民間では
保育所の隣に高齢者の
施設を作ったり

高齢者の施設に
保育園児が遊びに行く
環境を作るなどの
試みが行われています。

 

高齢者も子供も
現役世代も青年たちもいて
社会は成り立っています。

 

生活の中で高齢者と子ども達が
自然に関わっていくことで

幼いなりにも労りの気持ちが
芽生えたり

 

高齢者を支えるとともに
「老いる」ということを
当たり前のこととして
受け止めるなど

子ども達にとっては

社会の一員としての
大事な成長の機会に
なっていくのかも
しれませんね。

 

 

 

 

 

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