こんにちは!ノアです。
社会の基本
人間関係についてです。
悩み相談
ネットにある悩み相談の
ページを時々読みます。
恋の悩み、
職場の人間関係、
家族の問題etc...
所詮、井戸端会議レベルで
くだらない
という人もいますが
悩み相談の当事者ばかりでなく
回答者の回答を見ていても
本当に色々な価値観があるのだなと
改めて思います。
百人いると
百の立場
百の考え
百の見方
があるわけですから
当たり前のことではあるのですが。
解決が難しい悩み
私の愛読書に
『はみだしっ子』
という漫画があります。
すでに亡くなっている漫画家の
三原順さんが
1975年から1981年に
『はなとゆめ』という少女雑誌に
描いていた作品です。
そのなかで4歳の子供が
アパート前に立って
並んでいる窓を見て
6歳の子2人に問いかけ
3人の子供のやり取りがされます。
ねェ…、みんな考えたり感じたりするの?
当然!
だってボクたちも考えるし感じるし…
みんなそうだろう…
人間全部ゥ?
(中略)
なに、考えてるの?
同じこと?
考えてることはわからないけど
みんな別々だよ
(中略)
いやだボク…
そんなのなんだか気持ち悪い
こわいよ
子供の会話としての
リアルさがどうかは
わきに置いておくとして
この場面を読んだ時
確かにすごいなと思いました。
多種多様な考えや行動が
この社会を形作ってきて、
今も形作っているという事実に。
悩み相談を見ると
ほとんどが
人間関係のことです。
人間関係以外のことは
情報を集めるのが
余程困難でなければ
問題解決の術が
どこかにあるからです。
極端な言い方をすると
どうして戦争はなくならないのか
ということも
互いが同じ気持ちになり
同じ立場に立ち
同じものを見ていないから
が全てとさえ言えます。
こうして
違う人間=違う思考が
寄り添って
社会生活が営まれているわけです。
相談の問題
悩み相談で
掲示板形式になっているものを見ると
相談者の問題と
回答者の問題が見られます。
相談者に見る問題は
相談する気がない相談者です。
自分の中にすでに結論があって
同意を得るために
相談を装っているケースで
私が正しいですよね?
という問い方が
多いように見られます。
このタイプの相談は
同意する人の回答には
反応しますが
否定する人の意見は
まったく聞こうとしない人が
多いようです。
回答者の問題は
もっと複雑です。
相談内容を理解していない人
相談者が『例えば』
と言っているのに
それを事実と思っている人
相談内容を途中までしか
見ていないのに回答する人
相談者を自分と重ねる人
相談者を身近な誰かと重ねているのか
いきなり攻撃する人
面白いのは
それでも問題が解決に向かっていくことが
少なくないことです。
解決の糸口
社会生活を営むうえにおいて
法律だったり、
慣習だったりで
一定のルールが定められています。
このルールが
生活環境や歴史によって
異なって営まれてきましたし
さらに人間の行動半径がひろがり
異なるルールが交わる中で
違うルールが必要になってきます。
あるお葬式で
女性が集まって
おさんどんをしていました。
煮物の下準備を担当した
若い女性が
年配の女性に
野菜の切り方を指示されて
切っていたら
別の年配の女性に
切り方が違うと
叱責されました。
切り方を
はじめに指示した女性に
聞いたと答えると
その場で、
年配の女性二人の
喧嘩に発展したというのです。
くだらないと思いますか?
でも、これは異なる常識が
引き起こした事態なのです。
あなただったら
どう解決しますか?
問題が野菜の切り方なら
双方の100%の満足は
無理としても
二つの切り方を採用して
混ぜることもできます。
お葬式という場で
大切にしなければならないことは何か
ということに返ることができたら
いつまでも
もめ続けて
間に合わなくなる事態は
当事者たちも
避けたいところです。
ですから問題の糸口は単純です。
今、一番大切にしなければならないのは何か。
ところがものごとを単純化できない
~単純化したくない?
のも人間問題。
一番大切だと思い込んでいるのが
意地、プライド、
損得、周囲の評価
だったりすると
ちょっと面倒なことになります。
ではこう考えることにしましょう。
相手と仲良くしたいのか
仲良くしたくないのか
ただし、喧嘩も一つの
コミュのケーションです。
喧嘩をして思うことを
ぶつけ合うことで
はじめて相手が
理解できることもありますし
私もそのような経験があります。
~国と国の喧嘩は
手段として間違っているとは思いますが。
そして最後はこれです。
問題を解決したいのか
解決したくないのか
解決の糸口は
シンプルにシンプルに
整理していくことに
潜んでいるのかもしれません。
このブログ内の記事について 『記事に「........」と書いてあるけど、 『こういう時はどこに相談に などの質問やコメントなど
質問等については
また質問の時は 自分のこと など 併せて教えてもらえると 個人情報については こちらからの回答のため以外に 安心してご連絡ください。
|