こんにちは!ノアです。
冬の気候になってきました。
寒いと恋しくなるのは
鍋、炬燵、
そしてあったかいお風呂!!
今回はお風呂の話しです。
銭湯は社交場
テレビを見ていたら
銭湯の話題が出ていました。
大阪の大地震の時に
被害を受けた銭湯で
年々経営が厳しく
なっていることもあり
再開を断念するつもりだった。
ところが
地域の人たちから
いつ再開するかと
次々と問い合わせがあり
再開を決心したという
銭湯を経営している人の
素敵なインタビューがありました。
別な銭湯は震災の時に
スマートホンの充電サービスを
提供したり
簡易宿泊所を提供した銭湯も
あったようです。
小さなアパートの部屋にも
シャワーブースはあるという時代
確かに多くの地域で
銭湯に行くということが
特別なことになっている反面
しっかりと地域に根を張って
頑張っている銭湯は
単に入浴サービスを
提供する施設以上の
存在感があります。
ゆっくりと湯船で温まり
あがったら脱衣場で
コーヒー牛乳か
フルーツ牛乳。
なんとなく片手は腰に、
斜め上を向いてゴクゴクと。
よっ!にいちゃん!
いい飲みっぷりだねー
なんて感じで
知らない人との距離も
ぐっと近くなる
そんなコミュニケーションが
生まれるのも
銭湯文化ならではかもしれません。
銭湯の思い出はタトゥー
小学校低学年のころ
北海道の網走市に
住んでいました。
市街地のはずれにある
公営住宅街で
銭湯が1軒ありました。
当時は内風呂なんて
ほとんどない時代。
みんな銭湯を
利用していました。
寒い冬に銭湯で髪を洗ってもらって
家まで走って帰ると
走っているうちに
髪がバリバリに凍てしまい
頬にバンバン当たるのです。
札幌にいた時は内風呂でしたので
はじめは何故頬が痛いのか
わかりませんでした。
そして忘れられないのは
とても多くの男の人が
背中に立派なタトゥーを
入れていたことです。
龍、般若、観音様、
大倫の牡丹の花。
初めて見た時は
どうしておじさんたちの体いっぱいに
絵が描かれていたのか
不思議でたまりませんでした。
今ならその理由がわかります。
なにしろところは
網走番外地。
刑務所もすぐ近くでしたし、
出所したばかりの人が
ひとまず落ち着く地でも
あったのだと思います。
今では古い公営住宅にも
自分でお風呂を設置している人は
沢山いますし
タトゥーお断りの
銭湯も多いようです。
やくざからきっちり足を洗った
私のクライエントも
若い時に
背中に絵を描いており
子どもと銭湯、スパ、温泉
海水浴にも行けないと
言っていました。
自業自得と言えばそれまでですが、
その話を聞いた時は
少し切なくなりました。
とっておきの温泉
お風呂というと
忘れてならないのは温泉。
草津、湯布院、南紀白浜などの
著名な温泉から
名前を聞いたこともない温泉まで
日本は温泉大国です。
私も温泉は大好きで
ゴールデンウイークなど
連日日帰り温泉を
はしごしたこともありました。
北海道には
世界中で一か所しかない
泉質の温泉や
世界遺産知床の
温泉の滝などがあるのですが
私のとっておきの温泉は
海の温泉です。
海辺の温泉とか
海と繋がっている風景
などではなく
海の底から
温泉が湧き出ているのです。
ですから湯船は岩浜そのもの。
潮の満ち引きで
温泉に海水が加わるなど
湯加減も変わります。
奇麗な脱衣所があり
水着着用が無難。
勿論温泉ですから
裸のおじさんもいますが
大自然の中の
手つかずの混浴です。
大海原を見ながら
ゆっくりと入っていると
頭の中が空っぽになります。
おすすめは夏休みを避けた
前後のオフシーズン。
場所は函館市のはずれですが
この温泉に入るためだけに
1日予定して行っても
きっと後悔しないと思います。
おっと、名前を忘れるところでした。
椴法華水無海浜温泉
とどほっけみずなしかいひんおんせん
と読みます。
北海道らしいちょっと不思議な
な地名です。
機会があったらぜひ
その素晴らしさを
体験してみてください。
お風呂を手軽に楽しむなら
手軽に楽しむのなら
部屋を暖かくして
ビールを冷やして
今日は熱海、明日は別府。
贅沢三昧の温泉巡り。
入浴剤の旅もいいですね。
昔は入浴剤と言うと
緑のバス〇リ〇くらいでしたが
この頃は
温泉シリーズは勿論
フルーツの香り
炭酸タブレット
ハーブに薬湯など
より取り見取りになっています。
一回分ずつになったものから
好きなものを選んで買えますし
アロマを垂らしてみたり
お酒をちょっと入れたり
ゆずやショウブ湯もいかがですか。
入浴は災害などの時も
一番初めに確保される
大切なリラクゼーションです。
終戦時も最初に復興した娯楽が
銭湯だったとか。
最近はシャワーだけの人も
増えてきているようですが
たまには
ゆっくりとお湯につかって
凍えた手足を伸ばして
入浴で今日の疲れが取れたら
きっと明日も頑張れる。
そんな日本の文化
楽しみたいですね。
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