こんにちは!ノアです。
みなさんはキャリーバックを
利用しますか?
私はキャリーバックを使うたびに
地面に目が行きます。
キャリーバックが楽に使える地面
それは歩き始めの乳幼児にも
安全な地面なのではないか?
今回はそんなお話です。
キャリーバックは便利
旅行などに使うキャリーバックは
荷物が多い時に
なかなか便利です。
家族が入院していると
運んで歩く洗濯物も
それなりの量になりますから、
そんな時には
キャリーバックが大活躍!
もちろん、
ラッシュの時は
人様の邪魔にならないよう
エスカレーターで
転がり落ちたり
引き方も
後ろに長くならないよう
気も使います。
それでも重い荷物を
ずっと持ち続けるより
楽ですし
場面によっては
ちょっとした置き台としても
役に立ちます。
と思っていたのですが
しかし実は
進む先には
ほうぼうの
段差
傾斜
石畳風の歩道
段差では重いキャリーを
どっこいしょと持ち上げ
傾斜では
あらぬ方に転がろうとする
キャリーの持ち手を
グッと握りしめ
石畳風の歩道では
キャリーを引く力も
必要になりますし
なによりもキャリーの
車輪が痛みそうです。
ガタガタと揺れるので
キャリーに入れた物も
小刻みの振動が加わることが
心配になることも。
お洒落を楽しむ?
お洒落と言っても
ファッションではありません。
足元のつくり
つまり歩く地面です。
私もかつては
ピンヒールの靴を履いて
スーツでバリッときめて
ビジネスバックを持ち
早足で街中を
駆け回った頃が
ありました。
(ここでちょっと遠い目)
信号を避けるために
公園を斜めに横切ったり
していたのですが
ある日
その公園で工事が
始まりました。
回り道をするのは
いいのです。
むしろ壁の向こうでは
どんな空間が作られているのか
ちょっと楽しみでした。
やがて工事のための壁がなくなり
全体像が公開されました。
足元に
レンガ色と緑色の
ブロックが敷き詰められ
色合いも良く
とてもお洒落な仕上がりです。
このブロックは四つ角が
優しく丸くなっていました。
そして一つ一つのブロックの
角が合わさるところには
見事にクボミが....
奇麗に並んだクボミ!
もちろんクボミは大きくもないし
騒ぐほど深くもないのですが、
ピンヒールのかかとが
その丸いブロックのヘリにのると
足首をひねりそうになるのです。
もうピンヒールで
速足で歩くのは危険すぎる
地面になってしまいました。
街中の危険
この公園では
キャリーバックもガタガタと
揺れるでしょう。
幸か不幸か
周囲にはホテルも幾つかあり
観光に来た人も
キャリーバックの操作に
苦労しそうです。
お天気のいい日は
小さい子供を連れてきたり
ベビーカーを押してくる
若い人もたくさん来る公園
歩き始めた子供たちが
歩けることが
楽しくて楽しくて
おぼつかないなりに
走り始める公園
でこぼこしたブロックで
奇麗に作られた地面で
小さい靴は
躓いてしまいそうです。
しかも転ぶ地面は
硬いブロック....
そして公園は
この公園は
3年ほどたって
再工事が行われました。
私が気が付くことに
ほかの人が気が付かないはずが
なかったということのようです。
お金をかけて作り
お金をかけて壊し
お金をかけて作り直し
ちょっと配慮が
足りなかっただけで
残念なことです。
身近な不便を考える
街中の段差や
傾斜を語る時
これらの解消は
何も足の不自由な高齢者や
車いすの人だけの
問題ではないと
言われます。
今までお話ししたように
キャリーバックや
荷物を積んだカート
ベビーカーや
歩きなれない乳幼児など
多くの人にとって
楽に行動できる地面が
真に優しい社会というのは
そのとおりだなと思います。
これらは何も地面に
限ったことではありません。
バスや列車、電車の乗降も
少しづつ改善されています。
2020年は東京オリンピックと
続くパラリンピックがあります。
世界中から多くの人が
大きなキャリーバックを
持って来日しますし
障がいのある人も
たくさん日本を訪れます。
言葉だけの
「ウエルカム」ではなく
日本国中が
気軽にどこでも安心していける
そんな空間を整えておけたら
素敵だなと思うのですが
みなさんの街は
どうですか?
このブログ内の記事について 『記事に「........」と書いてあるけど、 『こういう時はどこに相談に などの質問やコメントなど
質問等については
また質問の時は 自分のこと など 併せて教えてもらえると 個人情報については こちらからの回答のため以外に 安心してご連絡ください。
|