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足腰が弱ったって行ける!高齢者と楽しい旅に出よう!

こんにちは! ノアです。

みなさんは旅行をしますか?
私は旅好きだった親の影響か

旅が大好きです。

今回は高齢者との旅を
お話します。

 

移動は高齢者のペースで

私たちは普段から
無意識のうちに
生活のペースを作っています。

 

スケジュールがいっぱいの
手帳を持っている人は

特に分単位での行動を
考えてしまいます。

 

ネットで目的地へのルートを探し

乗り換え時間を調べ

切符の手配

 

でもちょっと待ってください!

 

高齢者は現役世代の
通常のペースでは
行動が大変です。

 

例えば
地方から早朝に東京について
ラッシュ時間の列車で移動では

慣れない場所での行動
ということだけでも

ハードルが高すぎます。

 

人の多さと周囲の行動の速さだけで
疲れてしまうでしょうし

目的地に着いたら
くたくたです。

 

まして張り切って
切符の用意をした列車に
乗り遅れでもして

早く現地について
色々と見せてあげたいと
立てたプランが

 

裏目に出てしまうのも
悲しいですよね。

 

 

時間は余裕を持って組む

 

現役時代は
バリバリのビジネスマン

 

それでも退職して10年も経つと
慣れていた地域も
大きく変化します。

 

せっかく遠くまで行くのだから
あれもこれもと早めの行動を
思いがちですが

本人にこれでいいかとプランを示し
本人が大丈夫と言っても

本人も自分の体力や
行動の速さが
よくわかっていなかったりします。

 

旅のプランは
とにかく時間に余裕を持って

あまり日程が取れない時は
目的地と目的をしぼってください。

 

分刻みの手帳は置いて
乗り換えは

一本遅い乗り物に乗るくらいで
予定を立てるのがおすすめです。

 

車で行く時は

車での移動も
狭い車内で体が揺れ続けるのは
体力がいります。

 

トイレの確保も大切です。

 

個々の健康状態や体力
ドライバーの安全も兼ねて

2時間に1回は休憩が取れる

あるいは気分転換に

観光や食事を入れるなど

移動そのものを
楽しめるプランは

いかがでしょうか。

 

宿泊先の立地を確認する

 

旅にはある程度の
荷物がつきもの。

 

キャリーも荷物を入れると
引っ張るのにそれなりの重さに

 

いつも15分くらいなら
歩いているから歩ける

というのは禁物です。

 

知らない街だと
駅から5分だからと思っていたら

登坂だったということも。

 

私はあらかじめ地図で見て
近いのに回り道しかないのは
どうしてだろうと思ったところ

目的地が見上げるところに
あったことがあります。

 

つまり坂を上る
回り道だったわけです。

 

観光して疲れた後で
都度、坂を上がるのも大変です。

 

宿はできたら駅や
バス停留所から

徒歩5分程度を目安に考え

 

その道のりは坂ではないか

あるいは送迎バスはないか

宿に確認しておくと安心です。

 

公共交通機関から
宿に行くまでの間に

ハードルがあるようだったら

必要な旅費として

タクシーの利用も
視野に入れることが大切です。

 

宿泊先の建物内の問題

もう一つ宿の手配で大事なのは
宿そのものの作りの確認

配慮がある宿はホームページで

『大浴場に行く途中に
階段があります』

などの案内があります。

それが問題のない障害なら
このようにキチンと案内をするなど

配慮がある宿こそ
是非チョイスしたいところです。

 

バリアフリーのホテルを探してみた

以前、ある有名な温泉街で
バリアフリーの宿を
探したことがありました。

 

ネットで探しても
バリアフリーについての情報がなく

その温泉街の観光協会に聞いても
バリアフリーについては
なにもわからないと言われ

 

とうとう洋室があるホテルに
次々と電話をかけて

車椅子で泊まれるかどうか
聞いたことがありました。

 

ところが車椅子で泊まりたいと言うと
どこも手のひらを返したように
対応がそっけなくなるのです。

 

挙句の果てに
宿泊サイトで洋室の宿泊を
受け付けているにもかかわらず

「うちには洋室はありません」
と言い出すホテルさえあり、

怒りを通り越して
悲しくなってしまいました。

 

 

泊まりたくなる宿

しかしその温泉街に思い出があり
泊まるのを楽しみにしている高齢者に
場所を変えると言えず

4,5件目のホテルに
電話をかけた時でした。

 

「洋室にお泊りいただけます。」
やっとそういう答えを
返してもらえたのです。

 

そして先方は申し訳なさそうに
「ただ、温泉にお入りいただくのは
難しいのと

お部屋のトイレも車いすでは
ご使用が難しいかもしれませんが…」

ためらいがちに言われました。

 

「館内のどこかに、
車いすで使える
トイレはありますか?」

 

そう問うと力を得たように

「ございます。
トイレは3階ですが
お部屋はエレベーターの近くを
ご用意します。」

と答えが返ってきました。

 

安心してそのホテルを予約しました。

 

マンパワーの優しさ

そして当日行ってみてびっくり。

 

山の傾斜を利用したそのホテルは
フロントからエレベーターまで

大きな階段が
10段くらいあるのです。

 

どうなるかと思っていたら

スーツや法被を着たり
レストランのボーイの服装など

様々な服装の若者が6人

どこからともなく現れ

軽々と車椅子を持ち上げ

スーツケースも持ち

慣れた様子で
階段を上がり始めました。

 

それは清々しく
素敵な光景でした。

 

ハードの問題を解決するのは
お金をかけたバリアフリーの
工事だけではなく

人の心なのだなと
目の当たりにしました。

 

高齢者と旅を楽しみたい

先にお話ししたように
高齢者は機敏な動きが
なかなかできないことがあります。

 

説明しても
聞き逃したり

忘れたり
誤解したり。

 

普段一緒にいないと
旅行をしいても

イライラすることが
多くあるかもしれません。

 

でも、どうでしょう。

 

旅の初めは
楽しんでくれることを
望んでいたはずです。

 

喜んでくれるかなと
考えながら
色々なプランを立て、

 

準備をして
自分も楽しもうと
思っているのです。

 

ですから旅先で
問題が生じないように

 

美味しいものを食べて
「美味しいね」
と語り合えるように

 

奇麗な風景を見て
自分もリフレッシュできるように

 

たったひとつのことを
心がけることを
提案します。

 

それはプランを立てることも
旅行の内容も
急がないことです。

 

こんな早くから
プランを作るのかと
思うくらい時間をかけると

気が付かないことが
たくさん見えてきます。

 

気づきがあるとプランの
立て直しをすることができます。

 

本人に確認してもらい
見直すことも
できます。

 

旅行の行程や日程も
時間に余裕をもって

自分自身が
ゆっくりとした時間に

身を委ねる気持ちになっては
如何でしょうか。

 

観光プランで一杯にして
慌ただしい旅行は
1人でもできます。

 

せっかくですから
1人ではない旅のペースを
楽しんでしまう

それがコツです。

 

楽しい旅の思い出を
たくさん残しましょう。

 

さあ!

素敵な旅をお楽しみください!

 

 

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