社会は人の支え合いでできている

戦い続けるアルコール依存症の人たち

こんにちは! ノアです。

アルコール依存症は
なぜか北の方に多いと
聞いたことがあります。

アルコールを飲むと
寒さが和らぐような
気がするからでしょうか....

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こちら からご覧ください。

 

アルコール依存症になった人

アルコール依存症という病気があります。

アルコールに人生を奪われた人、
戦って人生を取り戻した人、
命を落とした人、

自分の体験から
アルコール依存症に苦しむ人を
支えることを選んだ人。

アルコール依存症になってしまった人は,

一般的にどのように
見えているのでしょうか。

弱い人? 

だらしない人?

かわいそうな人?

困った人?

頑張っている人?

 

忘れられない人たち

私は何人かの
アルコール依存症の方と
かかわりました。

アルコール依存症という病気を考えると、

私のかかわり方は
とても中途半端なかかわり方でした。

当然ですが、

「アルコール依存症という病気」が
どういう病気か語れても、

「アルコール依存症の人」というのが
どういう人なのかは語れません。

「アルコール依存症という病魔に
襲われてしまった人」なら、
何人も知っています。

しかも不思議と、
忘れられない人ばかりです。

 

衝撃的な出会い

はじめてアルコール依存症になった人を、
文字どおり「見た」のは、

精神科の受付に勤務して
まもなくでした。

玄関の前を通ったら

数人の男性がもつれながら、
どやどやと入ってきました。

中の一人は
制服の警官にがっちりと両腕をつかまれ、

「離せ!この野郎!」
叫んだかと思うと

「すいませんもう飲みませんから、放してください」

と気弱に言う呼気からは、
お酒の匂いがプンプンしていました。

知らせを聞いて医局からでてきた医師に
ろれつがまわらない口調で、

親指と人差し指をちょっとひらき

「先生、ちょっとなんだ、ちょっと」

と訴えました。

医師も
「ちょっと?ちょっとだよね」
と言いながら

一行は閉鎖病棟の扉の向こうに
消えていきました。

"今のは、何?"

その時の私の心の声はこれでした。

 

私が関わったアルコール依存症

福祉の現場にいた時のことを思い出すと、

すぐに思い浮かぶ人の何人かは、
アルコール依存症になっていた人です。

いつかプライバシー保護に反しない範囲で、
その人たちのことを話す機会があればと、
ずっと思ってきました。

ですからいつかまた
「アルコール依存症2」
「アルコール依存症3」書きます。

周囲の人たちに
「あいつはしょうがない奴だから」とか
家族に「もう縁を切った他人です」
と言われた人もいます。

暗い話ばかりではないのですが、
とても重い話ばかりです。

ですから今はもう少し時間を置きます。

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