介護を知りたい 高齢者の生活 家族にできること

流浪の民にならないための施設選びと申込のタイミング

投稿日:2018年12月18日 更新日:

こんにちは!ノアです。

回復期病棟で
受け入れてもらい

順調に訓練が進む
私の母でしたが

医師に退院を
申し渡されました。

またまた流浪の身になる危機か?!

こちらの記事は
【高齢者に家族としてできること】
のひとつです。

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

もう一つの備え~施設申込

医師が1か月だけの
入院の約束と言って
追い出しにかかりました。

はじめは訓練の延長も
考えると言っていたことは
きれいさっぱり忘れたふりです。

実はこんなこともあろうかと
母の急性期病棟からの
転院が決まると同時に

私は1か月で退院になっても
対応できるように
介護施設を当たっていました。

多少情報を持っていたので
さらに施設のホームページや
口コミを調べました。

忘れてならないのは
経営母体とその母体の

経営理念や評判も
確認することです。

また可能なら
経営母体やその施設を
利用したことがある人に
様子を聞くのがベストです。

更に申し込みの前に
必ず施設を見学すること。

施設の雰囲気
見学者に対して
職員が挨拶するか

施設内に匂いはないか
掃除は行き届いているか

入所者は無表情の人
ばかりではないか。

乱暴な口調で怒鳴っている
職員はいないか。

(耳が悪い入所者に
大声で話しているのとは
違います。)

実際に施設に行った私は
もうひとつ
大事なことを
確認しました。

看取りはしてもらえるのか。

 

どこでどのように死を迎えるか

看取りとは
重篤な状態や危篤になっても

病院に移したりしないで
亡くなるまでその施設で
逝かせてもらえるか

ということです。

重症で運ばれると
病院としては当然
応急処置もしますし
命を救う努力をします。

その結果、
やはり点滴の継続や
人工呼吸器の装着など
延命処置をしますが

近年は苦しい思いをして
生き延びたくはない。

家族もそれを望まない。

という選択肢が
認められるようになり、

施設や病院もこの流れに
対応するようになりました。

以前は重篤になると
施設で亡くなる前に

病院に搬送するのが
当たり前でしたが

ここ10年ほどの間に
延命を望むかどうかという

意向確認をする病院や
施設も増えてきています。

私が母の次の行先として
選んだ施設は

前述の確認要件を満たし
リハビリテーションもしてもらえる

介護老人保健施設という種類の
施設でした。

施設では母の状況を説明し
入所の申し込みをしてきました。

 

入院中の病院の対応

転院したばかりの
病院に戻って

医療相談員に
介護保険施設に
入所申し込みをしたこと

医学的な情報の提供を
お願いしました。

相談員はすぐに対応しますと
言ってくれました。

このような経緯があり
突然退院通告をされた時

医療相談員には

「申込中の施設に事情を話して
入所手続きがどうなったのか
聞いてみます」

と言ってみました。

内心では
医学的な情報は
先方にすぐに
送ってくれたのだよね?

と問う気持ちもありました。

母の機能訓練をしてほしいという
希望に答えてくれた病院でしたが

退院通告は病院全体に対する
不信感を持つには
十分な事態だったのです。

医療相談員が
「私の方から確認します」
と答えたので

「では、よろしくお願いします。」
と言いましたが

あまりにも時間がかかるようなら
自分で直接施設に聞くつもりでした。

病院で提示した施設は
何か所か見学に行きました。

納得ができる施設で
空きがあれば
場合によっては

入所も考える
気持もありました。

施設としては
悪い部類ではなかったと
思いますが

ところどころに
気になる点がいくつかあり

やはり経営母体の性格は
どこかに出るものだな
というのが率直な感想でした。

 

回復期病棟からの退院

この事件の直後、

私はどうしても
行かなければならない旅行で
留守になる予定があり

医療相談員には2週間程度
身動きができないと
伝えてありました。

申し込んでいた施設から
受け入れの連絡がきたと

医療相談員から
メールをもらったのは
旅先で二日目です。

帰りに母のところに寄る予定で
旅行日程より1日長く
休暇を取っていたので

その日を退院日としてもらい
いつもの介護タクシーを
お願いしました。

手配の報告と兼ねて
医療相談員には
一番気になっていることを
聞きました。

「膀胱の管は、
もう抜いていただけたのですよね?」

退院して帰れと言うからには
当然医療行為は必要ない状態で
退院させるものと思い

退院の話をされたときに
管をすぐに抜いて
状態の確認をしてくれと

看護師と医療相談員には
言ってありました。

ところが驚くことに
「退院の前日に抜きます。」
という回答が来ました。

「それで機能が回復しなければ
どうなるのですか?」

「そのままになります。」

どういう神経で
平気でこういうことが言えるのか
本当に信じられませんでした。

前日、荷物をまとめに行った兄に
管のことを聞くと
そのままだったとの回答。

眩暈がしそうでした。

退院当日に母の病院に行くと
管は抜かれていました。

どれだけほっとしたか
うまくお伝え出来ません。

これで感染症の心配もなくなるし
自分でトイレに行くことができたら
自宅に帰ることもできます。

元の生活に戻れるかどうか
最後のつかえが取れた
瞬間でした。

リハビリテーションのスタッフが
わざわざ玄関まで見送りに
来てくれました。

1か月前にベルトで固定され
寝台で病院に入院した母は

車椅子に座った状態で
約40分間車に揺られても

自分でバランスを
取ることができる状態まで
回復していたのです。

私たちは見送ってくれた
リハビリテーションのスタッフと

ちゃんと手続きをしてくれた
医療相談員にお礼を言って

次のステージに向かい
病院を後にしました。

次回は施設のお話です。

 

この前後のお話は こちら からご覧ください。

 

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