介護を知りたい 高齢者の生活 家族にできること

親が高齢で生活が心配になったらどうする?介護の話

こんにちは! ノアです。

昔に比べて
兄弟の数が減ったり、
なかには兄弟がいない人も
増えましたね。

介護シリーズの始まり始まり。

介護シリーズのほかの記事は

こちらからご覧ください。

 

 親の面倒を見るのは当然?

先日見たテレビで、
親の介護の話が出ていました。

どこで、だれが、
どのように調べた統計か、

番組では明示していなかったかと思うのですが、

「親の面倒を子がみるのは当然か?」

の問いに53%が当然、
47%が当然ではない

と回答したとの話がありました。

 

様々な介護の受け止め

ネットを見ていると、
親の介護についての考えは、
親も子も実に様々です。

将来は私たちが親の面倒を見るのだから、
親が元気なうちは子供(親から見ると孫)
の面倒を見てもらうと
息子の妻に言われた親世代は

嫁の世話にならないように
自分たちの老後は
自分たちで考えている

と孫の世話を拒否した
という投書がありました。

give & take の話
ということになるのでしょうか。

あるいは、
親は弟ばかりかわいがって、
教育費も自分にかけることはしぶったのに、

弟にはお金を惜しまなかった。
今も弟には何かとお金を出している。

そのくせ介護は娘がするのが当たり前と
ことあるごとに言われる。

と憤慨する娘の訴えがあります。

足が悪い親の通院に、
親のお金でタクシーを使って付き添い、

足の悪い親は銀行も行くのが大変なので
と預かった口座から、

通院のたびに介護料を数万円貰う
という娘もいるようです。

子供がいないので、
老後が不安で不安で

と言っていた人もいました。

 

 

リアル介護の一部

介護は時間と、
場合によってはお金もかかります。

介護に要する時間について、
総務省統計局のデータを見ると、

ある1日に介護・看護をした人たちの
介護・看護に要した時間の平均は
平成28 年で2時間29 分です。

1日24時間ですから、
1日8時間労働プラス休憩時間で9時間。

当然、仕事の準備や後始末もあるとすると、
さらにプラス1時間くらいでしょうか。

仕事をすることで残業なしで1日10時間。
介護に2時間29分

これだけで12時間29分かかります。

家事労働を除いてもそのほかに
朝食、出勤準備、通勤、親の家までの移動、
夕食、入浴、睡眠。

足りない時間は、
睡眠時間での調整でしょうか。

2時間29分は平均ですから、
これよりも短い時間の人もいれば、
長い時間の人もいます。

日常生活に介護が加わると
時間という側面だけを切り取って見ても
これが現実です。

 

介護制度の利用

総務省の発表によると、

介護離職者は2012年が10万1100人、
2017年9万9000人とほぼ横ばいです。

国は2015年に「介護離職ゼロ」を、
緊急課題としてかかげました。

数字を見ると国の政策が
どの程度効果を発揮しているか
疑問はあります。

避けられない介護問題、

どういう時にどういうサービスや
制度を使うといいのか、

私の体験も交えながら、
時々お話ししていきます。

 

 

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