こんにちは!
ノアです
今回はミュージシャン
中島みゆきさんの
詩についてのお話しです
中島みゆきさん
中島みゆきさんは
有名なミュージシャンです
デビューが1975年ですから
生まれていなかった人も
多くいるでしょうが
たくさんのミュージシャンや
グループに曲を提供したり
ドラマやテレビ番組向けの
主題曲を書くなど
幅広く活動していますから
名前も聞いたことがない
という人はあまりいないと思います
ファンの年齢層も幅広く
私も彼女のデビュー当時から
ファンでした
彼女がDJを務めていた
深夜ラジオの番組
『オールナイトニッポン』
は大好きでしたし
兄弟の母親役で出演した映画
『間宮兄弟』も
妙にしっくりとくるはまり役で
大好きな映画のひとつです
最近はミュージックそのものを
あまり聞かなくなり
中島みゆきさんの直近の曲は
知らないのですが
過去のアルバムは
今も手放さずに持っています
『時代』
今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には
なれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
(作詞作曲 中島みゆき 『時代』一部抜粋)
『時代』の歌詞全部を
書きたいのですが
『時代』は聞いているはしから
心にじわっと沁みてきて
全部を聞かないでは
いられない
しかも長い詩なので
ここまでにしておきます
『時代』はデビュー曲
『アザミ嬢のララバイ』の
次に発表された曲です
はじめてこの曲を聞いた時
「この詩なに?!すごい
こんな曲を作る人が現れた」
と感動しました
ストレートな言葉なのに
とにかく虜になったのです
多くの人がこの詩にうなづき
文字どおり勇気をもらい
また歩き出した人も
きっとたくさんいると思います
ちゃんと聞いたことがない人は
ぜひ動画などで
聞いてみてください
あなたの何かが
変わるかもしません
『縁』
中島みゆきさんは
恋の歌も多く書いています
それもドロドロぐちゃぐちゃ系
未練たらたら
「あなたは私じゃダメなのね」傾向の
失恋や別れの歌が多くあり
『縁』も恋の詩です
探っているような
挑んでいるような
諦めもちょっと
にじんでいて
諦めきれない気持ちが
情念を含んで
自分の背中を押す
という詩で曲も不思議な印象です
彼女の詩のなかでは
短い作品ですが
好きな曲です
『縁』
縁ある人
万里の道を越えて 引き合うもの
縁なき人
顔をあわせ すべもなくすれ違う
あなたを私は追い回す
私はあなたの毒になる
河よ教えて泣く前に
この縁はありやなしや
(作詞作曲 中島みゆき 『縁』一部抜粋)
『糸』
この曲の発表は1992年
一般に知られたのは
1998年ドラマで起用されたのが
きっかけのようです
さらに発表から
20年以上を経て
結婚式で人気の曲になり
そればかりか
昨年はこの曲をもとに
映画までできてしまいました
『糸』
なぜめぐり逢うのかを
私たちはなにも知らない
いつめぐり逢うのかを
私たちはいつも知らない
どこにいたの生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた横の糸は私
織りなす糸はいつか誰かを
暖めうるかもしれない
(作詞作曲 中島みゆき 『糸』一部抜粋)
照れも飾りもなく
感じたことを
そのままさらりと言葉にして
曲になってしまう
中島みゆきの曲の力は
言葉の力そのものと
思わせてくれる歌です
すっかり有名になった歌ですが
これも聞いたことのない人は
一度は聞いてほしい曲です
中島みゆきさんの歌の力
中島みゆきさんの詩を
いくつかあげましたが
心にささる曲は
ほかにもたくさんあります
人生の断片を
不意に切り取った曲
意味は不明なのに
妙に魅力的な曲
リズミカルな曲
演歌としか聞こえない曲
人の心を捕えて
離さない中島みゆきさんの
数々の曲は
いつも多くの人が
持っている言葉を
大切に歌いこんでいます
それが多くの人に
歌を届ける力に
なっていると思うのです
次回は私の好きな
中島みゆきさんの曲について
またお話しします