毎日素敵に満ちている 気になる閑話

雑草という植物じゃない 逞しく生きているだけ

こんにちは!ノアです。
雑草にも
可愛い花がたくさんあります。

 

プランター

通を歩いていたところ

ある家の前に
四角い洒落た
プランターがありました。

 

遠目にも何かあるのが
わかったのですが、

何が植えられているのかと思っていたら
伸びて揺れていたのはイヌタデ。

 

そうあのどこにでも生えて
なかなか駆除できない
雑草と呼ばれる植物のひとつです。

 

単にプランターが
イヌタデに占拠されたのか

面白そうなので
生えてきたイヌタデの
プランターにしてしまったのか

その家の人の考えは
わからないのですが、

 

なんとも生き生きと
伸びたイヌタデは

赤くなった茎に
小さいピンクの花を揺らし

可憐で楽しめる花に
なっていました。

 

 

身近な植物

雑草(ざっそう)とは、
人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず
自然に繁殖する植物のことである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

雑草は身近な存在です。

踏まれても、踏まれても、
抜いても抜いても
なかなか駆除されないことから

「雑草のように逞しい」
「雑草のようにしぶとい」

など良くも悪くも強い生き物と
受け止められています。

 

踏みつけられる
道路のふちなどには

踏みつけられることに
耐性がある草が繁殖し

 

条件が悪いところでは
あまり伸びなくても花をつけて
次の世代を作り

 

畑や田んぼでは
作物に似た形のものが生え

 

生えるのが難しい気象条件の時は
種や地下茎の一部が
生えずに温存されて
芽生える時を待つというのですから

 

どんな環境でも生き延びて
次の世代を残す様は

逞しさの例えに使われるのも
頷けます。

 

雑草を食べた記憶

雑草=ゴミのようなものだ
としか思っていなかった物を

初めて食べてのは
小学校4年生の
ゴールデンウィークでした。

 

伯父の家に子供だけで遊びに行き
近くの土手に連れて行ってくれた伯母が

「これ、食べたことある?」

と一面に生えている
土筆を指さしたのです。

 

「食べられるの?」
問い返すと伯母は

「じゃあ今日は
土筆を食べてみようか」

と言って摘み始めました。

 

私も従姉妹たちも
競って土筆を摘みました。

 

土筆は頭と袴を取って
ごま油で炒め
て食卓に並びました。

ごま油がいい働きをしていたのか
私のなかでは

とても美味しい物を食べたという
素敵な記憶になって残っています。

 

次に雑草を食べたのは
中学生の時です。

 

夏休みの自由研究で
野草の研究をしました。

 

研究と言っても
食べられる野草の本を
学校の図書館で借りてきて

食べられるという草を
片っ端から料理して食卓に並べ

家族に食べさせる
というものでした。

 

田舎にいたので
春はヨモギ、
ヒメタケ、タランボ、

こごみ、蕨、フキなど
山菜と呼ばれる物を
よく食べたのですが、

 

夏はというと
簡単に入手できる野草は
全て畑に生えた雑草でした。

 

なんという名前の雑草を
調理して食べたのか
よく覚えていないのですが

色々な雑草を
食卓に並べて3日目に父が

「今日も雑草か」

と苦笑したことは
覚えています。

 

レシピを見て
作ったのですが

中学生がかんたんにできるレシピは
酢味噌和えと胡麻和え
お浸しと油いためが中心で

味の記憶もほとんどなく
残念ながら
あまりおいしいものではなかった
気がしています。

 

それでも雑草でも食べられるものが
沢山あるとわかったことは

自由研究の成果でした。

 

見ようによっては

雑草というと

 

逞しさという意味では

ミントなども放置しておくと
収拾がつかない状態になります。

 

ある日、
職場の中庭に据え付けた

コンクリート作りのプランターが
雑草だらけで放置されていたので

自宅のミントを
持って行って植えました。

(勿論、管理者に了承をもらいました)

 

ミントは予想を上回る勢いではびこり、

職場の女性たちで刈り取って
生のままミントティを楽しんだり

ある人は持って帰って
お茶パックに入れ

虫よけとしてタンスに入れたり。

 

ただ、楽しむ人が
いなくなってしまっていたら、

あのプランターのミントは
今頃、
中庭を蹂躙しているかもしれません。

 

それが雑草の逞しさです。

 

雑草と表現しましたが
言うまでもなく雑草という草は
存在しません。

 

厄介者や
逞しくしぶとい植物

という意味での雑草は

自然環境に合わせて
種の保存を保ち

時には生活空間を彩り
食料にもなり。

 

人間の歴史の中で
薬草として利用されてきた物も
あるようです。

 

このように考えると
雑草もただの厄介者ではなく

『何かに使えるかもと』

視点を変えて見てみるのも
面白いかもしれませんね。

 

 

このブログ内の記事について

 

『記事に「........」と書いてあるけど、
このことをもう少し詳しく知りたい。』

『こういう時はどこに相談に
行ったらいいの?』

などの質問やコメントなど
お気軽にどうぞ。

 

質問等については
こちら を利用できます。

 

また質問の時は

自分のこと
家族のこと
友人知人のこと
福祉の勉強中

など

併せて教えてもらえると
より適切な答えができます。

個人情報については

こちらからの回答のため以外に
第三者に提供することは
ありませんので

安心してご連絡ください。

 

 

 

-毎日素敵に満ちている, 気になる閑話

© 2024 ノアの お助け福幸せさがし